コードギアスR2 最終回

良い最終回でした

凄く理想的な、とても良く出来た、最終回でした
オレンジ畑のジェレミア卿&アーニャ見た途端もう何もかも許す!って心境になりました

ただ、それだけに
以下の点をなんとかしてくれていればもっと良い作品に仕上がったに違いないのにと
強く思わずにはいられませんでした。
インガルスパパは「終わりよければすべて良し」と言ってたけど、私は過程も大切だと思うので。
何故会長留年なんでルルに素敵学園ライフ提供チェス盤ひっくり返して考えてみろぃ有り得ないしその設定なんで黒の騎士団こんなにバカなの100万人のゼロってその服どっから調達したんだよなんで持ち物検査されなかったんだよフレイヤ爆発しても何故アッシュフォード学園無事テラご都合主義すぎだろとかなんでギルフォード卿生きてんだよwwwとかなんでネリ様生きてんだよwwwとかなんでナナリー生きてんだよwwwとかさよこさんはフレイヤ爆弾爆発してから何してたのさwww食事とか排泄とかどうやって生活してたのさwwwなんも考えてないだろ制作班wwwとかルル死後扇が日本の大統領になっちゃうとかナナリー&スザクが政治するとか駄目だこれは日本オワタまたすぐ戦乱の世が明けるわとかカレンがアッシュフォード学園に復帰とか無理だろうJKとか……まあ、そういうとこ、不満だったんですが。

でも、もう、いいです。

なぜならば。
たぶん、『コードギアス反逆のルルーシュ』という作品はルルーシュというキャラクターのしんじょー(心情だったり信条だったり真情だったり)を描くためだけに作られたといっても過言ではない作品だと思うので、その情動さえ作品を通して私が感じとれたならば、世界観などが甘いと感じたとしても、もろもろの設定が甘いと思ったにしても、他キャラが一貫性のないキャラクターとなっていたと感じたとしても、そんなのどうでもいいことととして片づけて良いような、目を瞑ったっていいことのような、そんな気がするから。
少なくともコードギアスという作品においてルルーシュというキャラクターについてだけは描ききれたと言っていいんじゃないかと思うのです。
だから、いいかなって……まあ、本当は、それでも、目を瞑るのは、嫌なんですけどね。

あーまーとりあえず、オレンジ=ジェレミア卿がかっこよくってどうしようかと思ったってことです。
スザクに「行けっ」とか心の中で呼びかけるとことかぞわぞわきましたっ。かっこいー!惚れました。

あと、最期ナナリーの呼びかけに応えず独り言モノログって終わったルルに凄く好感抱きました。

教会で一人涙を流すCCに胸が熱くなりました。
出来たらCCとルル二人きりで会話するシーンが最終話にも欲しかったですがまあ仕方ないですね。
尺なかったですし。

それにしても……カレンとかナナリーとかジノとか黒の騎士団とか最後らへんの株の下がりっぷりは凄いものがありましたな、うんうん。

その代わりに個人的コードギアス好きなキャラランキングで、ずっとどん底さまよっていたスザクとかニーナが浮上してました。

ニーナはね、生きててもいいと思うんですよ。
私は核ミサイルに怯えている一市民だけどもしタイムスリップが出来たとして法で許すからフォンブラウン殺してこいといわれても拒否しますしね。いやどうかなわからないですけど。

ルルは上がったり、下がったり安定しなさナンバーワン。でも最後は目的を成し遂げたのだから良しです
ルルーシュランペルージ、お前はガンダムだ!
紛争根絶を体現した者です!

最初から最後まで高かったのは、C.C.とセシルさんとロイドさんとカグヤ様と天子様と星刻でしょうか。
あーそうだ。星刻と言えば、吐血キャラのクセに何故か死にませんでしたね。
なんのための結核(?)設定なのかと小一時間。
いやでも結婚式の集合写真に写っていなかったからやっぱり死んだのでしょうかひっそりと。
良く解りませぬな。

総括すると『コードギアス』はやっぱりおもしろかったですね、うん。
楽しいもの観させてくれてありがとうスタッフさん!

……ぬああああだからこそ惜しい。脚本に赤ペンで添削入れさせて欲しいです。
あのつっこみどころのおーさはいかんともしがたくとっても良くない!
もっといい作品になれる可能性を秘めたものだったのに、もったいなすぎですー!

ていうか、ていうか、スザク、一生コスプレの刑www