23~24

[パスタ兄弟とシベリアから脱出するゲーム]23
仏中米のターン
会話中北伊はもう「イタリア」とは呼ばれず一貫して中米から「ヴェラ」呼ばわりされている
米はウラディーミルに突撃しよう!と中仏に提案する
中は住民証をよこせと仏を脅す
「今のお前は力無き『開拓地』……反乱を起こすに充分な強さを持っているとは言い難いある
露達は我たちがしとめてくる」
米が中の尻馬に乗って仏を批判リュボフ呼ばわりして一緒になって住民証をよこせと言い始める
仏はかく語りき。
「俺はリュボフじゃない。フランスだってそう思ってた。だけど現実はそうじゃない。
フランスはとっくの昔に解体されて俺の存在の根拠はリュボフにうつってる。
60年前のドーム時代すら経験者は皆墓の中。
フランスの願いは「イヴァンとアーサーをぶん殴る!血祭りにあげる!」だったけど
リュボフの願いは「何があろうと他人を信じ続けたあのお馬鹿の力になる事」さ。
俺は英と米両方に反対だ。
愛とセンスが感じられないもん。
お兄さんそんなださいの嫌いだしね。
そういえば露と中って似てるよね。
お前らあのな、世の中にはお前と悪人しかいないってわけじゃないんだよ。
じゃ お兄さん行くね アデュー♪」
住民証使って関所通過。仏は2人の前から逃亡。単身ウラディーミルへとむかう。
ただ、北伊を助ける為に。「あの馬鹿の力になる」為に。

本社内の西北伊南伊加4人へと視点がうつる
加のステータス画面が開かれる
 マシューLv.50
 くま吉さん(技名)
 ダークパニック(敵全体に闇属性ダメージ。毒・暗闇・沈黙・睡眠の追加効果有)
 アンバー&ミディアム(メイプルシロップ おいしい)
 口げんか(マシューはやれば出来る子)
 虹の指輪&虹のお守り6ビーバーの毛皮がはげない
 伝説の読める空気所持者

ウラディーミルで見れる光景→本社社員が仲良くほのぼのだべっている

機構職員に出会う
「シベリアの街はどこも煉瓦に覆われていて北加の住民にはとっても息苦しいんです
青い空と広がる木々が恋しい」

加の家へと行く道すがら、北伊は仏と遭遇する
加は仏へと厳しい顔を向ける
仏は加へと語りかける
「60年ぶり。相変わらず英の補佐やってるわけ?お前とはじっくり話もしてみたい」

5人で酒場に入る
北伊の脱獄を手伝ってくれたヴェラ人のおばちゃん&牢屋の番人に出会う
けれど2人とも北伊が話しかけても北伊が北伊だと認識してくれない
ここがウラディーミルで北伊が脱獄者だからしらばっくれてるのかもしれない

ウラディーミルにて本社社員より
ねむけざましのかわりにチョールナヤ・イクラ(HPMP全回復)をゲットする
こおりなおしのかわりにウォトカゲットする
のどあめのかわりに新品種スコーンをゲットする
アーサーの家の金髪ツインテ娘から手作りスコーンゲット!

本社社員と世間話1
「ブラギンスキ様はシベリアの象徴であると同時に僕たちルーシ系の象徴でもあるんだ
ルーシの心を持った人は、皆ブラギンスキ様のことが大好きだよ
何があったってブラギンスキ様を守るんだ。それって理屈じゃないんだよね」

本社社員と世間話2
「北加北部すごいよ!見渡す限り緑緑緑の大自然
さすが移住以前から汚染の影響が少なかった土地だけのことはありますね。
まあ、それが北部の不幸の原因にもなった訳ですが
本社社員?「警備は万全ある!……もとい、万全です!」

途中変装してウラディーミルに入り込んでいる中の姿が見れる
でもこの時点では誰もそれが中だと分かっていない

宿屋2階の加の部屋へと皆で行く
何故かここでセーブ
北伊仏西で話し合いが行われる

[パスタ兄弟とシベリアから脱出するゲーム]24
本社社員より露に報告が入る
北伊南伊が脱走し、西と仏が記憶を取り戻し国へと退行している件が伝えらされる
露は激高するでもなく悲しむでもなくごくごく薄いタンパクな反応をかえす
その様子を訝しむ英
(心臓をなくしたせい?シベリアの混乱の影響?あのときの加と同じように内側から……)

加と4人との話し合いへと場面が転換する
椅子に皆立っている
グラフィックが用意出来なかったらしい

「本当のことを話すと思う?信じるに値するほどお互いのことを知らないのに」
「知らないから信じるんだよ」
加の問いに北伊が正直に答えていく

問い1.ラーゲリに入れられた筈の北伊がこの場にいる理由
→普に助けてもらった
 隙をついて一人で逃げた

問い2.どうやってウラディーミルに入ったの?手配犯なのに
住民証偽造したことをいう。レフの人に作ってもらったこともいう。
レフの闇市についても。それをレフ系の人が日常的に利用していることも。

問い3.どうやって手にいれたか
→中が頼んでくれた
 頼み込んだら売ってくれた
中とは今は別行動とっていることも話す

どんどん情報漏洩していく北伊
話を聞けば聞くほどに厳しい顔となっていく加

問い4.その怪我は何? 害獣の影響じゃないよね
 転んで怪我した
→米になぐられた
これにより米のことが加に知られてしまう
ますます厳しい顔になる加

「どうしてそれを僕に話す。僕たちはそれに応じた対応をする。警備は厳重になる」
「泣いている人を見るのが嫌だから(以下略」
「どうやって実現させるつもりなのか」
「わかんないから思いつく限りのことをしてみる」

ここから今までとは反対に北伊が加に質問を始める
問い1.どうして移住なんて始めたの?
問い2.なんで俺たちをシベリアに連れてきたの?
「説明なら100年前に英がした。人が暮らせば土地は汚れる(加)」
「だから人を土地から遠ざけた上で土地の改善を図る。そうだったな?(仏)」
「じゃあなんで、汚れてない土地の奴らまで移住させられたんだよ!
そこに住んでた連中は移住なんて必要なかったはずだろ?なのになんで無理矢理連れてきたんだよ?(南伊)」
「それはイヴァンから説明が(加)」
「平等がどうとかいうあれか?
俺等が俺等の土地をどうするかを他人に決められる謂れはないわ。自分らのことは自分らで決めるわ
百歩譲って移住せなあかんかったとしてもな、なんで主権全部譲らなあかんねん
元々住んどった俺等の意思を完全に無視しといて何が平等や(西)」
「その一方でお前たちは俺達を管理してる。何でお前らが俺たちを管理できる立場にいるのかその根拠すら示さずにな(仏)」
「侵略したかっただけやないか(西)」
「いけませんか?自分たちの利益の為に、他国を侵略する。『国』として当然の事だと思いませんか?
大方はアントーニョサンの言うとおり
はい。少なくとも僕ら……英連邦王国に属している『国』にとっては、『移住計画は環境改善の為』というのは建前です。僕たちは僕たちの利益と安全の為、世界を管理する立場が必要でした。
だから、移住後の皆さんに主権を渡すわけにはいかなかったんですよ。
環境が悪かったから。汚染が深刻だったからですよ
環境改善は建前
目的は別にある
僕たちは僕たちのためなんとしても環境改善をはからなくてはならなかった
ロヴィーノサンノいうとおり、汚れていない土地は確かにありました。
けれどそれ以上に、どうしようもないほど汚染が進んでしまった
場所だってあったんです
最早人が住めない程汚れた土地
そこに暮らしていた人たちが何を考えたかわかりますか?(加)」
「自分たちの土地を綺麗にする方法じゃねえのかよ(南伊)」
「それもひとつ。だけど、もっと簡単に汚染から逃れる方法があるんですよ(加)」
「移住か!(仏)」
「そう。大多数の人はそう考えました。
汚れた土地は、汚い国はもういらない。
どこかよその汚れていない場所に行こう
そうして自分の身内だけを連れて土地を捨て、国を捨ててばらばらに逃げ出したんです。
当然、国内の連帯など消え失せました
ヒトはそれで助かったでしょう
なら、捨てられた土地は……集団意識を失った『国』はどうなったと思いますか?
誰も気づきませんでした。
皆、自国を保つことで精一杯で他国に目を向ける余裕なんて無かったんです
失ったものは二度と戻らない
ならせめて今生きている『家族』だけは絶対に守る
それが、僕たちの答えだった
移住させた理由
簡単に言うと邪魔だったんだ
いろんな国が『思想』がある状態は
環境汚染に対するスタンスも様々
でも事態はもう一国でどうにかなるレベルじゃなかった
どこか一部だけを改善したって
すぐに周辺国からの影響を受けて汚染状態に戻ってしまう
環境改善の為には世界規模で同時に同じ目標に向かって動く
必要があった。どこか一箇所が足並みを乱すとそこから影響が広がって全体が狂ってしまうんだ
だけど百を超える『国』の意見を統一するなんて実際不可能だ
どこだって自国の負担は少なく且つ利益は多くしたいものだから(加)」
「邪魔もん全員シベリアに押し込んで自分らだけで『世界』を作ったれ。そういうことか。
なんやねんそれ。無茶苦茶や!自分らの身内が助かれば他人はどうなってもええと思ったて
そういうことやないか!(西)」
「その何がいけない。大切な人が苦しんでいるのに消えてしまうかもしれないのに
何もせずに見殺しにしろってそういうんですか!?
『他人』の為なら『家族』の命を捨てても構わないって本気で思うんですか、あなたは!(加)」
「世界会議でいってくれたら……(北伊)」
「そんな余裕はたあったのかい 他人を助けるだけの(加)」
「余裕なんてなかった 明日食べるものにすら困ってたんだから(仏)」
「相談したところで意味はなかった。
僕たちにとっては『家族』でも、他から見れば『他人』なんだから
『他人』は『家族』を守ってはくれない。
『家族』を守れるのは自分たちだけさ(加)」
「納得なんかできるか(西)」
「何も変わらないって言ったでしょう?
僕たちは貴方たちを侵略して主権を奪い、支配下に置いた。
理由が何であれ、その事実は決してゆるぎません
貴方たちが自由を手に入れようと反乱を起こすのも当然のことです
だけど、だからって僕たちはそれを認めるわけにはいきません
話し合いは平行線だよ
移住計画の真実が知れて満足した?(加)」
北伊は話してくれてありがとうと加へ御礼をいう
加は英露に米のことを報告に行くと宣言する
貴方たちはここにいてくださいとも
英露に会わせたくないからとも

「俺等のこともまとめて報告するんやろ
ドームにまたしようとするんやろ
こいつをぼこぼこにしてから逃げたるわ!(西)」
北伊はそんな西を「そんなのダメ!怖いからダメ」と、止める
南伊に選択肢が出現する
選択!→西に加勢する
    西に頭突きする
南伊、加のことなど信じないと宣言
僕たちは信じるに値しないよ、互いにねと答える加。
「君には何も変える力も無いんだ。それが現実だよ、北伊さん。いえ、『ヴェラ』さん。
『キリル』『マリーナ』『リュボフ』勿論貴方たちにもね」
戦闘になる
北加総督の加が出現!との表示
全体攻撃魔法のダークウェザーマジ強いです
加があっという間に勝利する
「言ったはずだよ。『ドーム』と『大陸』どちらが強いかなんて火を見るより明らかだって」
消滅はさせない。ただ、「教育」してドームにする。それだけ。
露の『家族』としてシベリアでこれからも生きていって下さい。そう言って笑う。
バッドエンド