コードギアスR2 #13

一言で感想言うと、ついに、やっと、コードギアスR2始まったな!って感じでした。

OP&EDを一新して後半戦に入ったギアスR2です。
まず、OPを観て聞いて、否が応にも上がるテンション!
結論からいうと、オレンジレンジいらない子
FLOWの曲に合わせて動く新OPをみたあとにオレンジレンジOPを観てみると良くない点が良くわかります。
曲に合わせてリズム良く上手く絵をはめこんだね。偉い偉いって感想だったオレンジレンジOPですが、
FLOWは違います。観ているだけでわくわくドキドキ本編への期待感高まるOPに仕上がっています。
これぞ、OPとしてのつとめであり、仕事ってものでしょう!
そしてアリプロED。
前EDの本編の余韻をぶち壊すEDとは違い、本編の余韻を壊さぬまま、むしろそれを増幅するような
ドキドキ感のまま終わらせる、EDとしてのつとめをばっちり果たしてくれています。
やっぱり、こうでなくっちゃ!!!

で、本編です。
シャーリーがご臨終になりました。
好きだったのに、シャーリー……。

ロロが何故彼女を殺したのか、つきつめて考えると、それは、ルルとの仲の良さに嫉妬しての行為としか
考えられなくなります。
きゃー怖い。

それでも、私は、ロロを嫌いになれなかったとか、シャーリーの台詞をパクって言ってみる。

で、オレンジ卿が今回ので仲間になった……のでしょうか?
えー……ふーん……えー……なんか、微妙です。
あそこでジェレミアに対して、ゼロとしての活動はマリアンヌを殺しナナリーの目と脚の自由を奪った
父シャルルへの復讐のためと答えたルルにも、微妙な不快感を抱きます。
卜部さんが死ぬのを目の当たりにして何か思うところはなかったのかとか考えるのです。
イレブンの為にやってんじゃねーのかよと、がっかりしちゃうのです。
でも、これまでのストーリーにおけるルルの言動、思想、行動を省みてみると、
イレブンが苛められているのをみて不快感を露にするシーンや彼らを助けたりするシーンが幾つもあり、
まあ、口には出さずともイレブンの為にやっているってとこもあるよね。
だからブリタニアをぶっ壊したいって思いもあるよね、と、まあ納得したりしなかったり。

思うに、R2のいけないところは、やっぱり、どう考えても、ルルの記憶改竄をして、快適学園ライフを
提供して、それを監視してC.C.が奪還にくるところを捕獲しよう大作戦やったところにあると思います。
だってチェス盤をひっくり返して考えてみて下さい。
そんなことしてブリタニア側に何か得することありますか?
本国にゼロを幽閉して、それを奪還するところを捕獲しようとする方がよっぽど効率いいでしょう?
じゃあ何故そうなっていないか。
製作者が、アッシュフォード学園という舞台を使いたかったから無理やりそんな設定をしたんだお☆
これしか考えられなくないですか?
つまり、おかしいんですよ。歪んでいるのですよシナリオが。
各キャラ各国の立場になって考えればそんなことするのは不自然だよねというようなことをさせている。
脚本がおかしいのですよ。
だ・か・ら! 視聴率が下がっちゃったんだと思います。
ルルの顔を公表しなかったのは当然ですね。
ブリタニアの王子が反逆者だったなんて、国の名に傷がつくし、何より黒の騎士団の存在の意味自体
変わってくるようなスキャンダルです。
ブリタニアからしてもそれを世間にバラされるのは、いいことではないでしょう。
だから、それは良かったんですが。

ああああ、でも、いいです。もうそこはやっちゃったからどうしようもない。
今更どうやっても改善不可能箇所を嘆いてもしかたありません。

とりあえず、来週から、楽しみですっ!