こばと。#23-#24感想

号泣しました

すんごいありきたりなお話と言われればそんな気もするのですが

鼻水ずるずる出てきました。

琥珀の優しい声と優しく静かでゆったりとした話し方とかに物凄い癒されました

#23最後あたりがピークに泣けましたね
こばとが藤本さんに明日は一緒にいれないかも的なことを言ったら、そりゃ嬉しい。せいせいすらあみたいな答えを返されたときに「藤本さんに喜んでいただけると私も嬉しいです」みたいなこと言ったときから涙腺崩壊が始まりました。
その後畳みかけるように泣けるシーンが続きますし。
出発シーンも
いおりょぎさんのうしゃぎさんに一生懸命訴えかけたり
とにかくなんとかしようとうしゃぎさんに火吹いたりするとこも
観てると涙止まりませんでした。

ぬいぐるみが喋るファンタジーな世界にいきなり直面しちゃった藤本さんの驚きの描写は
まあぎりぎり及第点でしょうか。

えー。まあ、そこはおいといて。

とにかく『こばと。』はこばとの一生懸命さ、全力で頑張る姿に胸をうたれるお話でした。
バザーのときとも、拗ねまくってツンツン怒っている藤本さんと交流しようとするときも、
VS沖浦戦のときもっ!
それだけじゃなくとにかく対人、対物事、全てに対してこばとは全力投球で頑張っていて、
とても、その姿は私の目には眩しくうつって、凄いなあと。尊敬せずにはいられなくて。
ああ、一生懸命に生きるって凄く尊い行動なんだなって思ったりして。

でも、こばとの記憶を皆から消すっていうのは
うーん
えっとですねえ。
喜多尚江先生作「ココロイロイロ」って作品があってですねえ。
野球好きな主人公の前にある日宇宙人が現れて、主人公の願いを叶えてくれるんですけど最後結局宇宙に帰っちゃって、その際地球で己にかかわったものの己に関する記憶を抹消していくってストーリー展開なるんですが、主人公の記憶だけは消されなくて、で、主人公は野球やってて、そのチームに宇宙人もいれたりしていたんですけど、チームはメンバー数宇宙人いれてぎりぎりで足りていて廃部まのがれていたという設定だっただけに、記憶消すと、なんでメンバー数足りてなかったのにあんとき大丈夫だったんだ?と、わけわからんことになって、主人公はぷはははって笑って「やっぱり変だよ。ひとりいたことをいないことにしおうなんて」って笑っちゃう場面があるのですがっ!
それを思い出して、こばとをいなかったことにするとか「無理っしょ」とつぶやいちゃいました。
写真から存在消えたのは普通に物理的に「無理っしょ」とも思いました。

まあ、そんなこと
前々回だったか雨に濡れたままの服びしゃびしゃの状態のまま帽子も脱がされずにベッドに寝かされていた描写に比べたら、おかしなことじゃなのかもですが。

とにかく、『こばと。』の出来は凄く良かったと思います。
誰ですか?
こばとのお歌が音痴だとか言っているのはー!
……うん、ちょっと録り直した方がいいかもね。もったいないしね。

『WISH』もアニメ化すればいいのにな。
琥珀のヒーリング効果は凄すぎだと思います。
こばとのヒーリング効果とはまた別種の癒し成分が配合されている感じで、良いです。




実は
CCさくらでひーらぎさわエリオル君がクロウリードの記憶は持っていても自分はクロウリードではないですと確信を持って言っていたのを思い出すと、私が23話まで通して観てきたよもぎ保育園のこばとはやっぱり消滅しちゃったのであって、ニューこばとこばとの記憶を有してはいても厳密にはこばととは言えないんじゃないかとか考えちゃって、でも、ニューこばとが自身はこばとであると認識したって誰も困らないしむしろ幸せになるんだから別にいいじゃないかとか、ああ、でもそしたら消滅したこばとはどうなるのとか、でも、最後藤本さんの金平糖を観て癒されていおりょぎさんにあんな愛のこもった言葉をかけられ行動で示されもして、その後に消滅したのだからけして不幸な最後ではなかったじゃないかとか、でもこばとは出来ることならあのとき消滅したくなかったんじゃないかとか泣いていたじゃないかとかぐだぐだぐだぐだぐるぐる考えちゃうのですが、まあいいのです。

スタッフのみなさんお疲れ様! とってもグッジョブでした!