No.6

『No.6』試聴記念感想文

大丈夫だまかせとけ!
私はあの小鳩のへっぽこソングにも満月ちゃんのへっぽこソングにも耐えられた女なのだから!


#1
学校教室内で秀才少女サフが研究発表している最中同クラス男児
「頭いいからって調子乗ってんじゃねーよ。あとお前の着ているセーター趣味悪い」
的なことを言われて激怒する事件が勃発する

事件後、幼ななじみのシオンと共に自分の家へサフは帰る。サフはシオンのことが好きっぽい。

サフの家でサフ祖母と共にシオンの誕生会が行われる
サフより色違いでお揃いの柄のセーターがプレゼントされる
セーターは祖母の手作り品で、だからこそサフはそれを馬鹿にされ怒ったのだ。

シオン、家の自室に帰る
台風が接近しており天候が荒れていることにテンションがあがる
自室の窓を開けて叫んでみる
ふと気付くとベランダに知らない男児がおりシオンのことを見ていた
男児、シオンに接近して首をしめる
しめられている最中男児が怪我をしていることに気付くシオン
母からシオンに問い合わせがくるがその場に男児がいることを隠し
適当に答えをかわして、シオンは男児に怪我の応急処置をしてあげるという

男児を自室のベッドに座らせ応急処置をするシオン
部分的に麻酔注射をかけ傷口を縫合する
その間、自己紹介を互いに交わす
男児の名は、ネズミ
管理局より逃げてきたらしい
理由はシオンを巻き込みたくないのですげー内緒とのこと
始終変にテンションが高く自分に興味津々なシオンに毒気を抜かれシオンにネズミは心を開いていく

一方キッチンではシオン母が連邦管理局から脱獄犯(ネズミ)を見かけたらご連絡をという
通信を受けていた。母は何も知らないので知りませんとの返事をかえす。
数分後、管理局より人がきた。

#2
シオンらの住んでいるNo.6は、先の大戦後、頽廃して人の住めなくなった土地以外の
僅かに残った住める6つの地域の内の一つであるらしい。

#2は#1より4年後の世界から始まる
シオンが大きくなっており、公園管理員として働いている。
就労中、公園で人が死んでるのをシオンは発見する。
その人の首筋にはうぞうぞ虫(蜂)が蠢いている
シオンは、保険衛生局に慌てて電話をかける

一方サフは「NO.5への留学」が決まっておりエリートコースを驀進していた
サフのお祖母さんは「黄昏の家」という老人ホームのような場所に入所出来ることが決まったとのこと

ここで4年前の説明が入る

4年前、シオンは特別コースには進まなかった
VCネズミを匿った罪により「クロノスへの居住権」が剥奪されエリートコースへの道を閉ざされたからだ
今は、ロストタウンで住んでおり、公園管理人として働く毎日とのこと

閑話休題

サフがシオンに精子をくれ(好きです付き合って下さい。あとセックスしましょうの意)という
シオンは「親友と思っていたから無理」と、その申し出を断る
その時、鼠が足元を通り抜け、その鼠から4年前別れたきりのネズミの声がシオンに語りかける
サフを置き去りにして鼠をシオンは追いかけるが見失ってしまう

翌日、パン屋を営む母のチェリーパイ食べた後シオンは出勤する。
昨日の変死を遂げた人間についての話を交わしている最中、同僚の山瀬さんが死ぬ。

シオンは当局への不満罪(山瀬さんとの会話の折で当局への不満をもらしていた)で、
矯正施設送りになりそうになる
車での護送中に、ネズミがシオンを助けに参上する。
ネズミに連れられ逃げるシオンは、No.6から脱出し、西ブロックへと足を踏み入れる。
首筋に公園で変死を遂げた人と同じ斑点が出来てる

#3
ネズミ、シオンの首から蜂の蛹を摘出する
シオン、茶髪茶目から白髪赤目となり、また、身体中に蛇に巻き付かれたような赤い紋様が刻まれる
こんな姿は嫌だと蹲るシオンにネズミは「なかなか艶っぽいぜ」という。

その後、二人連れだって、犬を毛布代わりに貸出すサービスを行っているホテルを営んでいる
「イヌカシ」のもとへ行く。

ネズミは、鼠型ロボットを使ってシオン母火藍とコンタクトをとり彼女にシオンの無事を伝える
火藍はリキガのもとへ行くようにとの返事をかえす

#4
中国くさい街並みな西ブロックはラッチビル新聞記者リキガの元へ行くシオン&ネズミ
リキガは火藍に昔べた惚れしていた男で、今は売春斡旋業を営んでおりその売上で
西ブロック住人でありながらなかなかいい暮らしをしていた。
面会か叶ったのは、恐らく彼が劇場で俳優として活躍するネズミ≪イブ≫のファンだったから。
リキガは、シオンが火藍の息子だというだけで味方になってくれる。

話の最中、リキガはネズミに商売をしてみないか?と、言い始める。
ネズミを今までも男娼紛いのことして生きてきたんだろうと侮辱され、シオンがぶちキレる。
リキガに暴行を加えるシオンをネズミが止める。
(もともと軽口・悪口の応酬といったノリだったのにシオンは我慢ならなかった)
「僕は悔しい……」「俺の為なんかに泣くな。自分の為に泣け」
リキガは、シオンとネズミに謝り彼らへの協力を申し出る。

リキガの部屋でとある写真を入手したネズミは険しい表情となる。

ネズミのねぐら(元図書館跡)に帰って、シオンは料理を作る。
「君のことを知りたいんだ」と、ネズミにいう。

イヌカシより犬のつかいがやってくる。
イヌカシより「犬洗い」の仕事がシオンに斡旋される。

イヌカシのもとで犬洗いの仕事を始めたシオンは犬を洗いながらイヌカシと世間話をする。
そこでイヌカシが西ブロックで生まれ犬に育てられた話を聞かされる。
イヌカシの母役をになった犬はもう死んでしまったとのこと。
その話の最中ネズミがやってきて、イヌカシの亡き母犬のことを侮辱する。
怒ったイヌカシは、その夜闇討ちをネズミにかけるが返り討ちにされる。
イヌカシがネズミに殺されそうになっているところにネズミのおむかえにシオンがやってくる。
イヌカシにとどめをさすことはせずネズミはシオンのもとへと行く。
シオンは「君に惹かれている」と、ネズミに告白する。
ネズミはそんなシオンに、あんたの言語能力は時々チンパンジー以下だと言って笑う。

#5
サフが留学先のNo.5で授業を受けている
授業中、サフが恥ずかしい詩を朗読する。
その後、授業の一貫として、博物館見学を行う。

サフのお祖母さんは黄昏の家で、「お注射の時間ですよ」と係員に声をかけられる。
No.6の町ではまたも蜂の影響で変死する人が出ていた。

シオンはネズミの職場ヘリキガと共に潜入する。
リキガから聞いた蜂が春を待たずして羽化し始めたというニュースを彼に逸早く知らせたかった為だ。
演目の最中で、何かの歌が聴こえてきたネズミは足元が覚束無くなり倒れてしまう。

その頃サフも何故かその不思議な歌を耳にしていて、博物館の中倒れてしまう。

ネズミが目を覚ますと自分の家だった
シオンが連れて戻ってきてくれたのだ

体調を心配するシオンの質問をかわして、何故かネズミはシオンと踊り始める
「ワンツースリーワンツースリー」
意外と体力のいるダンスをこなせる自分の心配はいらないと言いたかった。そんな理由らしいが
多分違う。ただ単にシオンとダンスしたかっただけに見えた。

シオンはネズミの首つかんで、恒例の愛の告白をする。
ネズミは告白よりもまず、急所たる首をやすやすつかまれることを許した自分に驚く。